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第7回くらしき発達障がい支援フォーラムのご報告

昨年の12月10日(土)に、くらしき健康福祉プラザにて、ADHDと自閉スペクトラム症当事者のメイプルさんをお招きして『第7回くらしき発達障がい支援フォーラム』を開催しました。
 

●第1部<講演>『ありのままを生きる』メイプル氏
ライフステージの振り返りということで、幼少期から就職後の現在まで感じてきたこと、考えてきたことを体験談をたくさん交えてお話ししていただきました。
以下、印象に残った内容としては
〇小学校のときに“自分がされて嬉しいことを他の人にしてあげましょう“と言われてしたが周囲に引かれてしまった
〇『苦手と不可能は違う』ので工夫しだい努力しだい
〇障がいというより『特性』『個性』と思っている
〇発達障がいがある方の精神年齢は実際の3分の2程度だろう
〇発達障がいがある方は若い時代が長いので長生きした方が得である(自殺してはいけない)

などなど多くのことを教えてくださいました。
また、“同調圧力”という言葉も使っておられ、定型発達と言われる多数派の人が知らず知らず自然にしていることが発達障がい(発達凸凹)の方々にとって強いストレスになっていることがあるのだろうと、改めて考えさせられました。
参加された方からも「当事者の方の生の言葉が心に響いた」、「面白かった」、「もっと聞きたいと思った」などご好評をいただきました。



 
●第2部<シンポジウム>『多様な個性を活かす地域社会とは』
≪シンポジスト≫
*画家トモコさん(NPO法人育々会理事長)
*光田嘉文さん(パイオン総合教育研究所代表)
*メイプルさん
≪コーディネーター≫
*重松孝治先生(川崎医療短期大学)
 
多様な個性を活かす地域社会として、「お互いに自立できる社会」、「自分が自分の人生を生きれる社会」、「どんな子も笑って過ごせる地域」を作っていきたいとの発言があり、参加者の方からもされた方からも「多様な個性を活かせる社会を作ろうと思っている人がいることが知れて心強かった」との意見をいただきました。
そして、重松先生の楽しくて分かりやすいコーディネートのもと、各シンポジストの方々から事前アンケートに対しての回答をいただきました。
以下、回答の一部にはなりますが
〇発達障がいのある方は“大器晩成型”である
〇お願いは具体的に伝えてあげる
〇夫も発達障がいかもしれないと感じている時の適切な距離感、辛い時に辛いままでいられて話せる居場所の重要性

などについてお話がありました。

 今回のフォーラムを通して、参加された方々にとって今までの自分の考えとは異なる考えを知り、人の多様性について考え、また具体的な関わり方についてのヒントもいただけた貴重な時間になったのではないかと思っています。

 来年度もくらしき発達障がい支援フォーラムを実施予定ですので、是非ご参加ください。

 
2017/01/21

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